鶏肉の栄養成分
人間の筋肉が発達して元気に活動するためには、良質のたんぱく質が必要です。
子供のときにたんぱく質が不足すると身体の成長がうまくいかないこともあります。
また髪の毛の育成のためにも、たんぱく質はしっかり摂りたいものです。
良質のたんぱく質は鶏肉でヘルシーに摂取することができます。
そのほかにも特に鶏もも肉には、ビタミンB2やビタミンB12が含まれており貧血を予防したり肌荒れを防いでくれたりと多くの効能が期待できます。
むね肉は、骨粗鬆症を防ぐビタミンKや脂質糖質をエネルギーに変えるナイアシンも豊富です。
低カロリーで栄養成分もたくさん含まれていて、価格も牛肉に比べると安くて購入しやすいでしょう。
非常にメリットの多い食品と言えるのです。
注目すべきコラーゲン
鶏肉は皮部分や手羽先、軟骨部分などにコラーゲンが含まれています。
皮膚や骨などさまざまな部分を形成するコラーゲンは、保湿成分であり人間の身体には欠かせません。
体内に存在する成分ですが年齢と共に減少してしまうので、外から補う必要があります。
不足すると肌が乾燥して肌トラブルが生じたり、関節の潤滑がうまくいかず関節痛の原因になったりするのです。
そんな重要な成分であるコラーゲンを美味しく補給できる食品として、鶏肉が注目されています。
鶏皮や軟骨などは焼き鳥でも美味しくいただけますし、手羽先も揚げても良し、煮ても良しで調理しやすいでしょう。
また鶏スープや鶏鍋でもコラーゲンが摂取できます。
鶏肉のおすすめレシピ
鶏肉の部位でも特に高たんぱくで低カロリーなのが、ささみ部分です。
ささみは少しぱさついており淡白に感じる人もいるかもしれませんが、調理方法に工夫することで十分美味しく食べることができます。
ささみは下ごしらえとしてフォークなどで穴をあけてお酒に漬けて数時間置いておくと、柔らかくなります。
また片栗粉や小麦粉、パン粉を付けてもふっくらと仕上がるでしょう。
おすすめレシピはまず、ささみのチーズはさみ揚げです。
お酒につけておいたささみに塩コショウをして、小麦粉をまぶし卵に付け、チーズをのせてパン粉をまぶします。
油でカラッときつね色になるまで揚げて、タルタルソースやオーロラソースでいただきます。
甘味噌やポン酢で味付けしても美味しいです。
またコラーゲンが補給できる鶏手羽は、かぼちゃやこんにゃく、厚揚げと一緒にだしで煮込む調理法もあります。
鶏皮はサッと茹でてポン酢で和えるだけで、「鶏皮ポン酢」の出来上がりです。
あと1品欲しいときやお酒のあてにも最適です。
いろいろなレシピを工夫して、美容と健康のために積極的に鶏肉を食べましょう。